Nottaの無料版は3分まで?月120分との違いと、有料にする前の確認
目次
Nottaは月120分まで無料と書いてあるのに、会議の文字起こしは3分まで。
これでは、30分の打ち合わせにも使えないのでは、と迷いますよね。
結論から言うと、月120分は月の利用枠、3分は一回の文字起こしの上限です。
月の枠が残っていても、一回の上限は広がりません。
まず、この二つを分けて考えましょう。
私が仕事の道具を選ぶうえで見たいのは、安いかどうかだけでなく、必要な記録を残し、確認して、担当者へ渡せるかです。
ここでは、NottaとPlaudの公式仕様をもとに、その判断材料を整理します。
製品を使った感想や精度の実測ではありません。
料金・仕様の確認日は2026年10月1日です。
- Nottaの月120分と一回3分の制限が、仕事にどう関わるか
- 自分の会議で必要な時間枠と、契約前に試すこと
- Nottaの継続費用と、Plaudの本体代を含む初年度費用
- 録音前の同意、保存・共有・確認の担当を決める方法
月120分と「1回3分」は、別の上限です

Notta公式料金ページでは、フリーは月120分、一回につき3分までと案内しています。
個人向けプレミアムは月1,800分、連続録音は5時間です。
月の合計だけで選ぶと、一回の会議を扱えるかの確認が抜けます。
| 確認する制限 | フリー | プレミアム | 仕事で見ること |
|---|---|---|---|
| 月の文字起こし時間 | 120分 | 1,800分 | その月に処理したい音声の合計 |
| 一回の上限 | 3分 | 連続録音5時間 | 一回の打ち合わせを扱えるか |
| ファイルインポート | 50個/月 | 100個/月 | 音声ファイルを何本取り込むか |
| AI要約 | 10回/月 | 100回/月 | 要約を何回生成するか |
この表は公式の通常プランの比較です。
機器購入の特典、翻訳などの追加機能、有料プランの無料トライアルは別の条件です。
契約や試用の画面に表示される内容を確かめてください。
30分の会議を4回なら、無料で全部使える?
30分×4回は120分ですが、フリーの一回3分という制限には合いません。
月の合計が120分以内でも、30分の会議を一回で全文文字起こしできる条件にはなりません。
また、インポートした音声については、公式アプリの無料機能の案内に、最初の3分間の結果を閲覧できると記載されています。
それと、月の枠を3分だけ消費することは分けてください。
公式の利用時間の計算ルールでは、音声全体の長さを基準に計算し、1分未満を切り上げると説明しています。
長いファイルを試す前に、利用状況も確認しましょう。
無料枠を使うためだけに長い会議を細かく分けると、ファイルの管理や前後の文脈の確認が増えます。
仕事で必要なのが全文の記録なら、短い見本で操作を確かめる段階と、本番の記録方法を決める段階を分ける方が考えやすくなります。
自分の会議なら、何を確認すればよいか

有料にするかを決める前に、最長の会議、月の本数、記録を使う人を書き出してみてください。
私は、一回の長さ、月の量、出力の受け渡しの順に見ると、必要な条件を絞りやすいと考えています。
| 説明用の想定 | 月の音声量 | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| 30分の会議を4回 | 120分 | フリーは一回の上限に合わない。全文が必要かを決める |
| 60分の会議を12回 | 720分 | 時間枠に加え、出力・共有・確認担当を確認する |
| 90分の会議を24回 | 2,160分 | プレミアムの月1,800分を超える。上位プランや別運用を確認する |
ここで挙げた数字は計算例で、私やお客様の利用実績ではありません。
余裕を見積もる際は、再文字起こしや翻訳も含めてください。
公式ルールでは、処理をやり直したり、文字起こし後に訳文を生成したりすると、対象の長さに応じた時間を再び消費します。
- 一回の会議で、どこまで記録する必要があるか
- 音声を取り込む本数と、要約を作る回数
- 個人で確認するか、複数人で共有・管理するか
- 文字起こしを、どの形式で持ち出す必要があるか
- 会議の時間だけでなく、誤りを直して配る工程を誰が受け持つか
ツールの前に仕事の条件をそろえたい場合は、業務ツールを作る前に決めることでも、利用者・入力・完成条件の考え方を説明しています。
有料プランを検討する場合は、パソコンでNottaのWebプランを確認してください。必要な時間枠と、申込画面の支払い条件を照らし合わせてください。
月払い・年払いと、機器代を含む費用を比べる

Nottaは、年払いの月換算と月払いを区別する
Notta公式の料金案内では、Webのプレミアムは月払い1,980円、年払い14,220円です。
年払いの月換算1,185円は、12か月分をまとめて払う条件です。
毎月1,185円を払う契約と読み違えないようにしましょう。
| Nottaの契約方法 | 支払い条件 | 同じ条件で12か月使う計算 |
|---|---|---|
| プレミアム・月払い | 1,980円/月 | 23,760円(1,980円×12) |
| プレミアム・年払い | 14,220円を一括払い | 14,220円 |
| ビジネス・月払い | 1アカウント4,180円/月 | 1アカウント50,160円(4,180円×12) |
| ビジネス・年払い | 1アカウント30,096円を一括払い | 1アカウント30,096円 |
いずれも税込で、計算は値上げ・割引・追加機能なしの想定です。
アプリストア経由では価格が異なる場合があります。
私は、使い続ける条件がまだ決まっていない段階では、年払いの月換算だけで判断しない方がよいと考えています。
購入経路、更新日、解約方法まで確認してください。
対面の録音が中心なら、Plaudは本体代から考える
専用機器を持って対面の打ち合わせを録音したいなら、Plaudも比較候補になります。
ただし、NottaのWeb・アプリ利用と、Plaud Noteの機器購入は入口の費用が違います。
Plaud Note公式ページの本体価格と、公式プラン比較の利用枠を合わせて見ましょう。
| Plaud Noteでの構成 | 初年度の単純合計(税込) | 文字起こし枠 |
|---|---|---|
| 本体+Starter | 27,500円+0円=27,500円 | 月300分 |
| 本体+Pro年間 | 27,500円+16,800円=44,300円 | 月1,200分 |
| 本体+Unlimited年間 | 27,500円+40,000円=67,500円 | 1日最大24時間 |
本体は初回の購入費用、年間プランは継続費用です。
セットや割引が変わる場合は購入画面を確認してください。
翌年以降も同じ年間プランを使うなら、その年の更新料金がかかります。
本体を買い直す前提で毎年加算する計算にはしません。
Starterは有料サブスクリプションなしで月300分を使えるプランです。
未使用分の繰り越しはなく、追加の分数パッケージは別料金です。
Unlimitedも一日最大24時間という上限があります。
「買い切りだから何時間でも無料」とは考えないでください。
Nottaプレミアムの月1,800分とPlaud Proの月1,200分は、同じ容量ではありません。
価格だけの順位は付けず、録音する場所、必要な時間、持ち出し・共有までの流れが合うかで判断しましょう。
この記事ではNotta Memoなど、別の機器の購入特典は比較に含めていません。
契約前は、短い見本で確認する

最初の確認には、顧客の会議ではなく、ご自身で用意した短い架空の台本を使うことを提案します。
Nottaのフリーを使う場合は3分以内に収め、名前、日付、金額、担当、期限が確認できる内容にしてみてください。
これは確認手順の提案で、私の実測結果ではありません。
説明用の短い台本の例
・架空の商品名:青空ノート
・確認する日付:10月8日
・見積もりの金額:12,000円
・担当者:田中さん
・次にすること:10月6日までに案をまとめる
確認すること
□ 固有名詞・日付・金額が台本と一致するか
□ 話す人が変わった箇所を確認できるか
□ 要約で担当者や期限が抜けていないか
□ 必要な形式で取り出せるか
□ 誤りを直し、共有前に確認する担当を決めたか
出力や共有が試せないプランなら、その項目は未確認として残します。
短い見本が扱えても、複数人の発言や長い会議で同じ結果になるとは限りません。
本番で必要な条件を、試用できる範囲と公式仕様の両方で確認しましょう。
カード登録不要のフリープランと、有料プランの無料トライアルを混同しないでください。
Notta Web版の3日間無料トライアル案内には、終了前に解約しなければ年間プランの料金が発生すると記載されています。
表示される期間、対象プラン、課金額、終了時刻を確認してから申し込んでください。試用条件は購入経路でも異なります。
録音の同意と、情報の扱いも先に決める

録音する前に、参加者へ録音と文字起こしの目的、保存先、共有する相手を説明し、同意を得る運用を決めましょう。
Plaudの公式製品ページも、録音前に参加者へ伝えて同意を得るよう案内しています。
社内規程や取引先との約束がある場合は、先に確認してください。
Nottaのプライバシーポリシーは、送信した音声と生成した文字データの取得、第三者の音声認識APIの利用などを説明しています。
プランによって学習の扱いも異なるため、認証マークがあることだけで、あらゆる機密情報を入れてよいとは判断できません。
- その会議を外部サービスへ送ってよいか、社内で確認する
- 誰が録音を開始・停止し、同意を確認するか決める
- 音声と議事録の閲覧・共有先、保管期間、削除担当を決める
- 発言者名、金額、期日などを人が確認してから配る
- 利用をやめるときの取り出し方と削除方法を確認する
AIが作った要約は、共有前に元の発言と照合してください。
議事録をもとに依頼メールを作る場合は、AIでビジネスメールを作る際の確認も参考にしながら、担当者と期限を人が確かめましょう。
よくある質問
月120分残っていれば、一回3分を超えられますか?
通常のフリープランでは超えられません。
月の利用枠と一回の制限は別です。
長い会議を扱いたいときは、必要な機能と時間枠を公式のプラン比較で確認してください。
無料で操作を試せれば、会議でも同じ精度になりますか?
同じ結果になるとは限りません。
短い見本では確認できない、周囲の音、同時発言、専門用語などの条件が残ります。
本記事は公式仕様に基づく選び方で、精度の順位や実測値は示していません。
Plaudは本体を買えば、有料プランが必須ですか?
必須ではありません。
Starterの月300分以内で必要な処理が収まるなら、有料サブスクリプションなしで使えるプランがあります。
容量が不足する場合の追加費用と、ご自身の録音量を確認してください。
まずは、会議一本を扱える条件から確かめる
Nottaの無料版を見るときは、月120分の前に、一回3分で何を確認したいかを決めましょう。
全文が必要な会議の長さ、月の本数、出力と共有の方法が決まれば、有料プランを検討する理由も具体的になります。
Web会議や手元の音声を扱いたい方は、パソコンでNottaのWebプランの条件を確認してください。
専用機器での対面録音を考えている方はPlaud Noteの本体とプランを、初年度の総額と合わせて見てみましょう。
最初から契約を決める必要はありません。使う場面と、確認担当までそろえてから選んでください。
